2月に3泊7日のフィンランド旅行をしたので、その記録です。
・人生初の海外旅行
・英語は喋れないし聞き取れない
・一人旅
いよいよ出発の日
一週間くらい前から緊張しまくりで、正直行きたくないとさえ思っていた
"フィンランド 危ない"とか"海外旅行 事件"とかを検索して、自らネガティヴな情報を取りに行ってるんだから、そりゃそうなる。
ここまできてキャンセルしてもキャンセル料が取られるだけなので、自分を奮い立たせて出発。
目次
1日目 -出発-
定時退勤をキメ込み空港へ。
23時台離陸の深夜便だから機内食が出てくるのは25時頃?
夜ご飯を食べ過ぎたら機内食が食べられなくなりそうだし、かといってお腹は空いているし、深夜便の胃袋調整難しい。悩んだ結果コンビニおにぎりを1つだけ食べた。
預け荷物の手続きやチェックインも終えて、出発ロビーへ。
高級ブランドが立ち並んでバブリー感が漂いまくる、国内線とは全く違う雰囲気に圧倒されて萎縮。
まだ日本にいるのに異国にいる気持ちになり、不安で泣きそうになった(※自ら旅行を手配しています)
機内食 1回目
・チキンカツ丼
・蕎麦
・パン
・ブラックサンダー
まさかの炭水化物3点セット。血糖値爆上がりして即寝た。
フライト時間は約13時間弱。
初の国際線にしては初手からかなりヘビー。
知人の有識者たちにアドバイスを貰ったり自分で調べたりして、事前にフライト快適グッズを色々購入していたので、それを1個ずつ試すのは楽しかった。これは今後も使う!って思った物も、これは無くてもいいかな…と思った物もあり、実際試してみないとわかんないよね。
寝たり起きたりを繰り返し、2回目の機内食の時間に。
機内食 2回目
・エッグベネディクト
・ソーセージ
・ハッシュドポテト
食べ終わって数時間したら着陸体制に。
ついに!フィンランドの地へ降り立つぞ!!
2日目 -フィンランド到着!-
到着〜!!!!!!!
長いようで短いようで長いフライトだった…
そして第一関門の入国検査へ。めっちゃ緊張する
海外旅行に慣れている後輩くんに聞いて予習してきたんだけどね
いざ入国検査官のおじさまを目の前にすると頭が真っ白。
"Helsinki!"
"This Hotel!"
"Holiday!"
って思いつく単語をありったけぶつけて、おじさまに英語ができない奴だと察してもらい、無事に入国審査を通過。
旅行に必要なのは語学力じゃない。伝えるという気持ち
フィンランド空港散策
フィンランドと日本の時差は7時間で、フィンランドの方が7時間遅い。
日本時間23時台に出発して、フィンランド時間5時台に到着って感じだった。
ヘルシンキ空港からそのままロヴァニエミ空港へ移動するため、空港内で時間潰し。
空港内を散策しようにも、朝早すぎて閉まっているお店が多くてオープンしていたカフェに避難。
カフェラテとシナモンロール。パペットスンスン(御守り)を添えて
空港にいたニョロニョロ
雑貨屋さんの可愛い看板
esimを接続して、無事にネットも開通。
ちなみに今回使ったのは「Holafly」
対応している国も多くて、何より接続が簡単だったので超おすすめ。
↓のリンクから購入すると5%OFFになるクーポンが発行されるので、もしよかったら使ってみてね。
日本→ヘルシンキ空港→ロヴァニエミ空港のルートで行ったんだけど、
ロヴァニエミ空港行きのフライトまで5時間くらい空き時間があって、その時間がかなり勿体なかったなと反省。
(日本からロヴァニエミ空港への直行便は無さそう)
というのも、当初はヘルシンキにしか行くつもりが無かったところに、後からロヴァニエミも行くことに決めたから
日本→ヘルシンキ空港のフライトと、ヘルシンキ空港→ロヴァニエミ空港のフライトを別々で取ってて
海外旅行は乗り換え時間が短いと大変って聞くし、初めてで不安だったから余裕をもたせて予約したんだけど、その余裕が大きすぎた。
次回はもう1本前のフライトにするか、日本→ヘルシンキ空港→ロヴァニエミ空港で一括予約にするかにした方がいいね。
あの空き時間何したらいいか全然わからん。
ロヴァニエミへ移動
ロヴァニエミ空港到着〜!!!!
空港からホテルがあるロヴァニエミ市内へはバスかタクシーでの移動。
飛行機の到着時間に合わせてバスが何台か空港に来ていて、泊まるホテルを伝えたらそこまで案内してくれるって感じだった。
路面バスみたいに決まった停留所に行くっていうよりは、乗り合わせてる人の行き先に合わせて停留所が変わるイメージ。
キャリーバックを持ち上げるのを手伝ってくれた優しいおじさまに出会い、人の温かさに泣きそうになる。
運転手のおじさまはガンズを爆音で流していて、すごく雰囲気のある移動だった。
チェックイン
ロヴァニエミでお世話になるのはこちらのホテル
オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ロヴァニエミ
ロヴァニエミ市内にあるホテルで、立地最高。
部屋は広いし水回りも綺麗でとっても可愛いお部屋。
今回は入らなかったけど、ホテルにはサウナが付いてた(さすがサウナの国)
市内散策
荷解きもほどほどに市内を散策。
ロヴァニエミ市内の風景 レストラン、コンビニ、雑貨屋などが並んでいる
ホテルの近くにある川
辺り一面雪景色!
とにかく夢のような世界。歩くだけで心が躍る
ロヴァニエミ市内に世界最北のマクドナルドがあるって事前に調べてたんだけど、いざ行ってみたら閉店してた。
再度調べたら少し離れた場所にあるようなので明日リベンジすることに。
旅疲れと緊張で飲食店に入る勇気が出なくて、夜ご飯はスーパーでお寿司を購入してホテルで食べることに。
フィンランド初日に米を欲してるあたりに限界を感じる。
時差ボケで17時くらい(日本時間1時)には眠くなり、シャワーを浴びて早めの就寝。
3日目 -サンタクロース村と寝台列車-
早く寝過ぎて深夜3時に起床。
荷造りやらメイクやらの準備を整えホテルの朝食バイキングへ。
ハムとチーズの種類が沢山あって最高。
ベーコンがめちゃくちゃ美味しくて、白米で食べたいよ〜!!!!となる。
サンタクロース村
ホテルをチェックアウトしてサンタクロース村へ移動。
今回の一番の目的はサンタクロース村へ行くことで、ロヴァニエミに一泊したのはそのためでもある。
このサンタクロース村ではサンタクロースと2ショット写真が撮れたり、クリスマス時期に届くようにポストカードを発送したりすることができる。
サンタクロース村には複数の施設があるんだけど、サンタさんと撮った写真を"データで貰いたい人"は「サンタクロース オフィス」っていう建物にいるサンタさんと撮影するのがオススメ。
写真データか動画データを購入できるよ。(約5,000円前後)
私は間違えて別の建物(※↑画像の場所)にいるサンタさんに会いに行ってしまったため、データではなく現物写真のみの購入になりました…
でもこれはこれでヨシ!!!
他にも、ハスキー犬やトナカイのそり、レストラン、クリスマスグッズを買えるショップ、ポストカードが売っている郵便局などもある。
あとキャリーバッグを預けられる場所もあるから大荷物で行っても安心。
北極圏との境目!
デカ雪だるま
トナカイ
ちなみに今まで触れてなかったけど、2月上旬のロヴァニエミは-25度前後でした。
手袋、マフラー、ダウンはマスト。
あとは耳が痛くなるから帽子もあった方がいいかも。
私は暑がりだからダウンに付いてる帽子を被ったり外したりして調整した。
寒すぎて呼吸が浅くなるし、そもそも深呼吸はあんまり良くない?(心臓が凍る?)ので注意。※諸説あり
サンタさんと写真を撮って、周辺を散策してからサンタクロース村を後にして、例の場所へ移動。
世界最北のマクドナルド
そう、世界最北のマクドナルド!!!!!
一時期はロシアにあったマックが世界最北だったみたいだけど、今はこのロヴァニエミにあるマックが世界最北らしい。
運が良ければ世界最北を証明するポストカードが貰えるよ。
味を比較したくてビックマックセットを食べたんだけど、今思えばご土地メニューも食べるべきだったし、日本にいてもビックマックを食べることは少ないから比較しようがなかった。たぶん同じ味。
寝台列車「サンタクロースエクスプレス」
マックからロヴァニエミ駅に移動して、サンタクロースエクスプレスに乗車。
ロヴァニエミから12時間くらいかけてヘルシンキに戻るよ。
現地サイトで予約する方法がネットに転がっていたものの、サイト仕様が変更になっていたのか説明通りに予約ができず。
予約してくれる旅行代理店を見つけたので、そこへ問い合わせをして予約をしてもらいました。
個室は2段ベッドになってたけど現在は相部屋利用はしていないらしく、2段とも独り占め。
ベッドだけの個室と、トイレ・シャワー付き個室の2種類あって、今回はトイレ・シャワー付きにした。
シャワーはかなり使いにくそうで、ドライヤーも持ってなかったから使わなかった。
洗面所も狭いので、洗顔するのはかなり大変かも。
拭き取り系の化粧落としや化粧水を持っていくのがオススメ。
食堂車にあるミートボールが美味しいと事前予習をしていたので注文。
マッシュポテトはなめらかで美味しく、ベリーのソースを絡めて食べるミートボールは超絶品。
しょっぱさと甘酸っぱさが合わさり最高の夜ご飯でした。ビックマックセットを食べた直後だったからお腹パンパン
4日目 -ヘルシンキ到着-
ヘルシンキ駅到着!!!!
到着したのは朝8時くらい。
フィンランド名物のロバーツコーヒーでシナモンロールとカフェラテを注文。
ヘルシンキはロヴァニエミと一変して都会の雰囲気。
ロヴァニエミの道はふかふかの雪が降り積もってたけど、ヘルシンキの道は路面凍結している所が多い。
雪が降った翌日の東京みたいな感じかな。滑りやすいので転倒注意
ロヴァニエミは-25度前後なのに対して、ヘルシンキは-10度前後の気温。
相変わらずダウンは必須だけど、マフラー・帽子・手袋は無くても過ごせた。むしろ付けていたら汗をかくくらい。
だけど現地人も観光客も皆マフラーや帽子をしていたので、私がただ単に暑がりなだけかもしれない。
暑がりは皆ヘルシンキに行こう。
荷物を預けにホテルへ移動する。
ヘルシンキ市内は路面電車が通っているので移動が便利。
駅やバスの中で乗車券を購入して乗車するんだけど、日本のICカードみたいにかざす場所は無く、チェックに来る人はたまに現れるらしい。私が乗った時は現れなかった。(無賃乗車する人とかいないのかな…?)
チェックイン
ヘルシンキで泊まったのはこちらのホテル。
クラリオン コレクション ホテル カタヤノッカ
2024年2月の宿泊時はマリオット系列のホテルだったけど、最近クラリオンコレクションという系列に変わったらしい。
元々は刑務所だった建物を改築してホテルにしているところなので、あちこちに刑務所時代の名残を感じる。
オシャレな内装の中に牢屋の鍵や檻が紛れていて、緊張感のある場所も。
もちろんこのホテルにもサウナがあるよ。
刑務所の名残を感じる造り
部屋には当時の南京錠が飾ってある
クラシカルでおしゃれな内装
荷物を預けるだけのはずが、部屋の準備が整っているとのことでアーリーチェックインが可能に!
このホテルも広くて、水回りも綺麗!
シャワーを浴びてさっぱりしつつ、寝台列車に長時間乗っていて下船病気味だったので少し仮眠を取ることに。
市内散策
仮眠を取ったらスッキリしたので市内を散歩。
今回の旅行するにあたって色々アドバイスをくれた後輩くんへのお土産を探しにCDショップへ。
拙い英語で後輩くんが好きな音楽ジャンルを伝えて、ショップ店主のおじさまに選んでもらったCDをチョイス。
お店の中には美空ひばりのCDやレコードも売られていたよ。
お店を後にして、次は映画「かもめ食堂」の舞台になっているレストランでランチ。
店員さんが恐らく日本人の方で、日本語が通じるのと、日本語メニューもあるから注文が安心して注文ができる・・!
食べたのは鰻丼セット。数日ぶりの味噌汁が超沁みた・・・
旅の疲れが残っていたからホテルに戻り、またもや17時台に就寝。
5日目 -お土産爆買いDay-
ぐっすり寝て体調回復!!!
このホテルの朝食バイキングも美味しくて、カリカリ系のベーコンが本当にたまらん。
他はパンケーキに塗るあっさりしたバターみたいなやつが絶品で、あれは何て名前のバターなんだろう。
メニューを見忘れてしまったから、またここに行く理由が出来た。絶対にまた行く。
市内観光とお土産爆買い
明日は空港に行って帰るだけの日だからヘルシンキ市内で過ごせる実質最後の日。
主要な観光スポットを見つつ、お土産を調達していく予定。
ヘルシンキ中央図書館
空港にあった可愛い雑貨屋さんがヘルシンキ市内にも何店舗かあった。超可愛い
フィンランドのIKEA
ヘルシンキで有名なマーケット
最後にヘスバーガーでチーズバーガーセットを購入し、ホテルへ帰宅。
荷造りに奮闘しながら、旅の思い出を振り返る。
結局最後まで時差ボケは直らず、この日も19時前に就寝
6日目 -日本へ帰る-
ついに最終日が来てしまった。
行く前は緊張しすぎて憂鬱だったけど、なんだかんだ楽しくて、もう少し長く滞在していたかった。
どこに行くにも最終日は寂しいものだ。
その反面、早く帰国して出汁を摂取したいという気持ちも強まっていた。
最後の朝食バイキングは昨日とほぼ同じメニューを食べた。
空港到着
この日は鉄道会社のストライキがあったのでホテルから空港まではタクシー移動。
道路が混むかなと思ってめちゃくちゃ余裕を持ってホテルをチェックアウトしたのだが、特に渋滞などはなくスムーズに到着。
空港で5時間くらい時間を潰す必要が出てきてしまった。
搭乗エリア内のお店をグルグル回りつつ、お土産を買い足したり、バーガーキングを食したりしてたら出発時間に。
隣の席が空いていてシートを広々使えたからなのか、旅の疲れなのか、帰りは熟睡できてフライト時間が一瞬で過ぎ去った。
機内食3回目
・ライス
・鶏肉の味噌炒め
・謎のサラダ
・マフィン
・パン
ラスト機内食の時に注文したフィンエアーの機内で飲めるベリージュースがとっても美味しかった。次回搭乗の際も是非飲みたい。
機内食4回目
・オムレツ
・ポテト
・ラタトゥイユ
7日目 -日本到着-
13時間のフライトを終え、成田空港に到着。
帰国した日が春節の真っ只中だったので、空港は中国人で溢れかえっていた。
日本に帰ってきたのに外国に来た気持ち。
家に帰り荷解きもそこそこに、丸亀製麺へ。
これでもかというくらい出汁を摂取した。私には出汁と白米が必要なんだと再認識
まとめ
結局、めちゃくちゃ楽しかった!!!!
円安の昨今では気軽に「海外旅行しよ〜」って誘いにくいし、社会人になって休みを合わせるのって難しいから、1人海外旅行でも全然大丈夫。
ただ、現地グルメを沢山食べたいタイプの人間なので、胃袋に限界が出てくる。
数種類食べるにはどうしても人手が必要。
今後は韓国、シンガポール、グアム、ハワイ、カナダ、オーストラリアあたりに行ってみたい。
南国は流石に1人だと寂しいから旅行同行者を探すしかない。
このフィンランド旅行の猫ミームとvlogも作ってみたので、お暇な時に見てね!